北風ブログー752

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2023/6/16更新

病気ー2

昨年の12月のはじめ、朝起きると右足の足底部に差し込むような痛みを感じました。寝ている間は何もないのですが、ベッドから「よっこらしょ」と、床に足をつけると激痛が走りました。初めての経験でした。「イタイイタイ」と言いながら、仕事に行かなくてはいけないので、すこし右足を引きずりながら出勤しました。何かの寝違いか、筋違いか、神経痛かと思い、アリナミンを補給して、痛み止めの鎮痛剤を服用すると少しマシになったので、まあ、明日になれば治るでしょう、と考えて足の裏にシップを張ってその日は寝ました。「明日になればきっと良くなる」と願いながら。


ところが次の日もその次の日も、残念ながら差し込むような痛みは取れませんでした。たまにましな日もあり、これで良くなっていくだろうと楽観すると次の日は、前の日よりひどくなっています。今年の1月1日の朝に長男とその子ども(小学1年)と一緒に新年の登山を金剛山にする予定でしたが、それもキャンセル。

1月半ばになっても良くならないため、病院の整形外科部長に診ていただきました。「先生、これは、足底筋膜炎です。先生、何か最近、急に運動を始めませんでしたか?」
そういえば思い当たることがあります。その1週間ぐらい前の日曜日に、家内と難波から梅田4.2km、そして梅田から難波まで合計8.4kmのウォーキングを家内としたのです。万歩計で23,000歩ぐらいになります。それを2週続けてしました。とても爽快で、また真冬でしたので御堂筋の電飾がとても美しかったのですが、この強硬トレーニングが原因だったのです。


足底筋膜炎とは、足裏に大きな負荷がかかりすぎることによって引き起こされる炎症のことで、この炎症が痛みの原因になります。足底筋膜とは、かかとの骨からはじまり足の指へ放射状につながっている繊維組織の束のことです。足底筋膜は運動する時だけでなく、歩いたり走ったりと普段の生活の動きの中でも、衝撃を軽減させるスプリングのような働きをしています。足底筋膜があることで、普段の生活で普通に行っている歩いたり走ったりという動作ができるので、とても重要な体の一部だと言えます。しかしマラソンや走り回るスポーツのように足裏に強い圧力と刺激をかけ続けることにより、足底筋膜を形成するコラーゲンの組織が損傷することがあります。また、足底筋膜に負荷がかかり続けると、弾性を失い硬くなりすぎることもあります。そして「足底筋膜」に炎症が生じ痛みを感じます。足底筋膜炎は、起床時に強い痛みを感じやすいのも特徴の一つです。


また、私の場合は、右足が少し外反母趾っぽくなっているそうです。外反母趾は多分に遺伝的な要素があり、そういえば私の母が外反母趾です。これが足底筋膜によりストレスをかけます。


治療法は足底を鍛えるしかなく、青竹踏み、足指でグーパーを100回する、足の親指でチョキをつくる運動を100回する、などを教わりました。また、靴底を買ってそれを靴の中に入れて歩くといいとのことで、すぐに購入していまも使用しています。おかげさまで、1カ月ぐらいでよくなりました。廊下であった整形外科の先生に「良くなるのに1カ月もかかりました」と言うと、この先生曰く「ふつうは数カ月または数年かかるのですが、回復が早かったですね」と驚かれました。でも、それ以降風呂に入ると湯舟に足をかけて足指でグーパーを100回する、足の親指でチョキをつくる運動を100回していますので、それ以降お風呂に入る時間が少し長くなりました。

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