北風ブログー757
2023/7/21更新
犬と猫
最近のテレビはクイズ番組ブームです。どのチャンネルを見てもクイズであふれています。確かに好奇心と功名心がうまくミックスして面白くできております。面白いクイズだと好奇心から答えを知りたくなりますし、家族と一緒に見ていて自分の解答が正解だと、とてもうれしく功名心をくすぐります。
先日テレビを見ていると「“犬”vs“猫”ペットの王座対決、犬と猫、どちらを買っている家庭が多いでしょうか?」というクイズがありました。もともとは犬のほうが多く飼育されていたことは知っていましたが、最近ネットニュースか何かで、猫の飼育数が犬を上回ったと耳にしました。確かに最新データ(2021年)によると、犬の飼育頭数が約710万頭に対して、猫は894万頭と、その順位が逆転していたのです。2005年から15年の歳月で、猫はほぼ横ばいの推移を見せ続けますが、犬は減少の一途をたどっているそうです。そこで、私は「これ、犬と思うだろ。答えは猫なんだよ」と家内に自慢げに言いました。家内もこの事実は知らなかったようで「へー、そうなの、それは知らなかったわ」との返事。TVは、コマーシャルの後「さーて、正解は、答えは犬です」と無情の宣告。
奈落の底に落とされたように「えー、それはおかしい、おかしいよ、それは」と思わず私は叫びました。TVの解説は「飼育頭数は猫のほうが多いのですが、飼育世帯は犬が680万世帯、猫が550万世帯と、犬を飼っている方が多いのです。つまり、猫は“多頭飼い”している世帯が多いということです。ですから答えは、「犬!」でした。「それひっかけ問題じゃない」、と思いながらもネットで調べると、「猫の飼育頭数のデータは“家猫”だけが対象で、“外猫”は集計外なので、実際にはもっと多くの猫が飼われていると予想できます」とあります。それならなおさら答えは「猫だろう」と思いながら、次の問題を待ちました。
次の問題は、「犬猫ともに人気の名前ランキングの1位は同じです。それは何でしょうか?」私の子供のころは、なぜか犬の名前はジョンが多かったですが、今は2位に「ココ」、3位に「モカ」、「ソラ」(4位)、「マロン」(5位)、「モモ」(7位)、「ハナ」(9位)など、自然や植物をイメージさせるような名前が多くランクインしました。そして犬も猫も一位はなんと「むぎ」です。何で「むぎ」なのか、分かりませんが健康ブームでしょうか、音の響きでしょうか?
<駕籠に入ったトイプードルの写真>
写真は、知人のトイプードルです。駕籠に入ったトイプードルが駕籠に空いた穴から顔を出していますが、よくできた駕籠ですね。このような駕籠を売って採算が取れることからもペットブームだと思います。